審美歯科
審美歯科とは
審美歯科とは、歯の美しさに重点に置いた総合的な歯科治療のことです。単に歯をきれいにするだけでなく、長期に渡って機能させる事も目指して治療をおこないます。
美しい口元で、自然で明るい笑顔になれるような歯を目指して、患者さんとよく相談した上で治療を行います。
ホワイトニング
ホワイトニングとは、加齢や遺伝により黄色くなっている歯を歯を削らずに専用の薬剤を使って白くする、歯にやさしい審美治療です。蓄積した着色を漂白し、あなたの歯本来の白さを取り戻します。
より安全で確実な効果を得るために、まずはお口の中を健康な状態にしてからホワイトニングを行います。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、自宅で行うホワイトニングです。
歯科クリニックで「マウストレー」を作製し、ご自宅でそのマウストレーに薬剤を入れて行います。少しずつ白くなっていくので白さを実感するのに2週間ほどかかりますが、オフィスホワイトニングより持続時間を長く保つことができます。
メリット
- ご自宅でできるのでライフスタイルに合わせやすい
- ホワイトニングの効果が持続しやすい
- オフィスホワイトニングに比べ治療費が安い
- 色戻りがしにくい
デメリット
- 保険適用外のため、費用がかかる
- 薬剤の濃度を抑えているため、効果が見られるまで時間がかかる
- 一回の使用時間が長くなる
- 施術期間中、歯に色移りしやすい飲食物に気を付けなくてはなりません
ホームホワイトニングの詳細
-
ホームホワイトニング
¥38,500 -
追加薬剤（1本）
¥2,200
| 治療期間／回数 | 2週間～1ヶ月／2回 |
|---|
審美補綴
自費診療で行う審美治療では、治療の際に使用するクラウンに使用する素材を、より機能性や審美性の高いものの中からお選びいただけます。
クラウンとは、むし歯の治療などで歯を削った後に被せる人工の歯のことです。
クラウンには、様々な種類があり、保険診療では部位によって、作ることができる冠が決められています。
自費診療で使用できる素材
ジルコニア
特徴
ジルコニアは、天然歯とほとんど変わらない硬さを持っています。また長期間使用しても、変色しづらく傷がつきにくい傾向にあります。そのため定期的なメインテナンスを怠らなければ、口腔内を清潔な状態にキープ可能です。
メリット
- 白く自然な透明感があり、装着している際の違和感がない
- 金属アレルギーの心配がない
- 高い耐久性がある
デメリット
- 保険適用外のため、費用がかかる
- 強い衝撃を加えると表面が破折する恐れがある
- 調整が難しく、割れた場合は再治療が必要
e.max
特徴
e-maxは二ケイ酸リチウムを主成分としており、天然歯に近い審美性を持っています。また、過度な摩擦が起きないので、かみ合う歯にも優しい素材です。
メリット
- 透明感があり、きれいな色を再現できる
- 金属アレルギーの心配がない
- 高い耐久性がある
デメリット
- 保険適用外のため、費用がかかる
- 強い衝撃で割れることがある
自費診療の補綴の詳細
-
e.maxインレー
¥82,500 -
e.maxクラウン
¥143,000 -
ジルコニアクラウン
¥143,000
| 治療期間／回数 | 2週間～1ヶ月／2回 |
|---|
保険診療で使用できる素材
硬質レジンジャケット冠
特徴
レジンという歯科用プラスチックで作られたクラウンです。
メリット
- セラミックのような天然歯に近い透明感は無いが、色が白い
- 保険適用で治療費が抑えられる
デメリット
- 長期間の使用で変色することがある
- 割れやすく減りやすい
硬質レジン前装冠
特徴
中身を金属で作り、見える部分にレジンを張り付けたクラウンです。
メリット
- セラミックのような天然歯に近い透明感は無いが、色が白い
- 中身が金属なので強度がある
- 前歯～犬歯であれば保険適用で治療費が抑えられる
デメリット
- 裏から見ると金属が見える
- 長期間の使用で変色することがある
- 金属アレルギーを起こすことがある
合金（金銀パラジウム）
特徴
いわゆる銀歯で、全体が金銀パラジウム合金でできたクラウンです。
メリット
- 金属なので強度があり、どの歯にも使える
- 保険適用で治療費を抑えられる
デメリット
- 金属部分が目立つ
- 金属アレルギーを起こすことがある
